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か け ら

第27章 一方通行


どんなにそばにいたくても
声を聴きたくても
温もりを感じたくても


私から逢いたいと願うのは
許されない関係だから



鳴らない電話握りしめ
今日も暗く冷たい夜に
溶けていく



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