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第3章 学校

ジリリリリ……

「……。」

ジリリリリリリ……

「……。」

ジリリリリリリリリリリ


「あーっうっせぇ!!」

バンと右手で目覚まし時計をぶっ叩くとようやくうるさい音が消えた。
……さて、

「寝るか。」

布団に潜り込み二度寝タイム。
もう冬にはいりかかってきた10月は布団から抜け出すことも一苦労だ。
そんな現実から逃げて夢の世界に行こうなどとバカなことを考えていると

「起きろ和兄!!」

「ぶごっ!!」


俺よりもバカな妹が俺にダイブしてきた。

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