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ひと夏のアバンチュール

第3章 出張中ですが

ライアンの顔が

浮かんで
消えまた現れる

何回あなたは表れるのかしら

頭から離れない



微笑み

近づく唇


何回ため息をついただろう


朝ベッドでわ
スーツのままだったしぃ~

ケンもいたんだから

大丈夫!!

でもね~
なんか思い出したっていいよね

朝のベッドでの状況が
走馬灯のように回り続く


「彩華?あや・・・どうしたの?」

「ケイト 仕事がてに着かないよぉ~」

日本語は言い回しが
ストレートじゃないから
時々ケイトは
私の意図を分からない

そんなとき
両手を大袈裟にあげ

No No

嘆いて行ってしまう

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