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ひと夏のアバンチュール

第7章 キャリアウーマン

住所をたどり
オフィス街の端まで来た

私がこんな仕事するなんて
今までにない

まして現地のお客様に
会いに行くなんて

「優秀」

何度ともなく言ったよね

チーフが適任だと思うんだけど

憂鬱になりながらも
仕事モード全開

新規開拓に意欲を燃やして

着いたのは

設計事務所?
多分ここよね

コンコン

「どうぞ」

「失礼いたします
 初めまして00カンパニーの藤島と申します」

「・・・・・・・・・あやか」

顔をあげると


苦笑いする

ライアンが目の前に立っていた

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