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大渕芹奈

第3章 はやすぎる別れ

それから私と菫は、一番の仲良しになった。

このクラスには結菜がいた。

結菜も菫と仲が良かったから、だんだんと昔のことを忘れて、一緒に行動するようになった。


ううん…。私は忘れたふりをした。

いつか巡ってくる、復讐するチャンスを待った。


私たちは、学年でも注目されることの多い6人で1つのグループを作った。

去年と違って、楽だった。
誰か2人がいなくても、1人にはならなかったから。
そして私は新しい恋をした。

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