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大渕芹奈

第6章 二度目の地獄


〔芹奈ってさぁ、先生のこと好きなんでしょ〕


【はっ?】


んな訳…って言いたかったけど…

昨日のことを思い出した。

〔私も大渕先生好きなんだよね〜〕


そうだったんだ…

〔とらないでねっ〕


満面の笑みを作ってるけど、私にはそれが逆に怖かった。

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