流星
第2章 であい
千「竹下千里です!
よろしくお願いします!」
『よろしくね』
千里の顔は真っ赤(笑)
分かりやすいなー…
『…で?君は?』
「あぁ…私松坂裕紀です!」
『裕紀ちゃんか…
よろしくね!』
向井先輩はとても気さくで緊張している私たちに色々教えてくれた。
楽しいお話を聞いていると、部屋のドアがあいた。
『あー来た来た!
ちょっとこっち来てくれる?』
先輩が手招きするほうをみると背の高い男の人がいた。
『石井くん…
この子2年だから…
この子たち生徒会に入ってくれるんだって』
『そうっすか…
よろしくお願いします』
そう言うと石井先輩はさっとどこかへ行ってしまった。
「石井先輩は照れ屋ですか?」
『照れ屋っつーか…
人見知り?
んでもいいやつだよ!』
今日はもともと生徒会はお休みだそうだ…
『なんで石井くん来たんだろ?』
向井先輩は石井先輩を探すため生徒会室を出た。
千「なーんか…
向井先輩、裕紀に取られた気分だなー」
「なんで?
楽しそうに話してるじゃん?」
千「あたしと話してる時より、裕紀と話してる方が楽しそうなんだもん…」
「勘違いだよー
私千里の恋全力で応援するから!」
千「本当にー?」
「マジマジー!」