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本当のあたし

第2章 10月5日の事


待ち合わせは彼の職場がある駅。
駅につくとスーツと眼鏡がよく似合う遥くんがいました

私を見つけるや否や笑顔になる彼

たまに自分が彼女になれたらな…って思う事があります
でも友達に対しての罪悪感とこの行為で繋ぎ止める後ろめたさで身体だけの付き合いから一線を越える事は絶対にしません

「遅くなってごめんね?行こうか」

「飯買ってから行こう」

二人での食事がもし誰か知ってる人に見られたらまずいので…

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