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この恋..いつ叶うんですか?

第1章 恋の急下り

豪華で鮮やかみに満ちた長い廊下を通り抜け 寧々の部屋に入った

広い日当たり良いベランダに出る手前の風邪透しの良いカフェのような所に2人向かい合って座った..
寧々「鈴..私..どうしたら良い..?」
鈴「..?どうしたの?寧々..?」
寧々「准弥に..告白..されたの」
その瞬間..私の中で何かが砕け散ったような音がした..やっぱり..薄々気づいてた..
准弥が寧々の事を好きな事も寧々が准弥も好きで私の前で気持ちを押し殺してた事も..
鈴「うん..私は大丈夫だから..自分の気持ち伝えなよ」
寧々「ほんとに良いの..?」
鈴「うん..」
寧々「ありがとう 鈴..」
鈴「うん。」
自分が大丈夫じゃない事もわかってた でも..准弥の幸せを自分が壊すとおもうと それこそ耐えられなかった..
これからは 寧々と准弥が幸せになれるように私が気持ちを押し殺すんだ..そう自分に言い聞かせた
鈴「寧々,私 帰るね,明日 他府県の子と遊ぶための用意したいから」
寧々「そっか。気をつけてね」
鈴「うん。」
用意なんて嘘..これ以上寧々の顔を見ると泣き出しちゃうから..

その夜,私の部屋からは泣き声が止む事はなかった..

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