2人の男の攻略法②
第4章 捨てないで・・・
チュッと二人が雪の頬にキスをおとす。
「雪・・・今日は・・
やめとこう・・」
心配そうに雪の顔を覗き込みながら圭がそう言う。
「な・・・んで?」
「震えてる。
まだ・・・怖いんだろ?」
「違う・・・コレは・・」
ガタガタと身体中を震わせながら雪は否定する。
だが、そんな雪を抱くわけにもいかず、翔が言葉を発した。
「雪、無理すんな・・
俺も圭も、雪の事待つから。な?」
「汚いから?」
「「えっ?」」
「僕が・・汚れてるから?
だから抱いてくれないの・・?」
「何言ってんだよ雪。
そんなこと誰も思ってない!」
「汚い!!なんで・・僕・・
こんなに・・・
やだァ・・・もう・・・
こんな身体・・・やだよ・・
助けてよ・・・
抱いてよぉ・・・・
あ、・・・いして・・・よ・・」
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