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パパはかわら版

第5章 パパはかわら版D

この会話を聞いていた3人は、まあ、自分らのことを、悪く言っているなという風には聞こえただろう。良江と初江は、橋龍の対面に座っていた、礼子を睨んでいた。礼子は、何か嫌な感じはしたが、それほど気にもとめなかった。その後も橋龍と礼子との会話は続いていた。3人は団子を食べ終え、帰ることにした。初江が橋龍の肩をたたいた。

初江「団子ごちそうさま」
橋龍「ええ、ごちそうさまって、、、何だ君ら」
良江「さっき見かけたら団子を食べていたので、私達もごちそうになりました」
橋龍「ごちそうになりましたって、、」
初江「パパごめんなさいね。持ち合わせないから、支払いの方お願いね」
橋龍「持ち合わせがないって、お前ら」
礼子「どちらさまですか」
橋龍「ええ、どちらさまって、、、いや、親戚の子だよ」
礼子「ああ、そうですか。こんにちは」
初江「まあ、確かに、親戚の子って言えば親戚の子だね。血が繋がってるんだから」
橋龍「お前らなあ、、」そういって橋龍は3人を睨み付けていた。
幸江「まあ、いいじゃない。もう帰ろうよ。ごめんなさいね、パパ」
良江「ええ、そうですね、帰りましょう。、、、ああ、そうだ、おばさん」
礼子「おばさん、、、私ですか」

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