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パパはかわら版

第6章  パパはかわら版E

橋龍「私は君に説明しただろう。あれは親戚の子でね、私のではないよ」
弥生「へえ、そうなんだ。まあ、どっちでもいいけど」
橋龍「なに、君誤解してないか」
弥生「誤解ならいいけど、あなた何か隠してるんじゃない」
橋龍「何かって、なに」
弥生「子供たちのこと」
橋龍「そんなことないよ。私は嘘が嫌いだから」
弥生「ほんとうに」
橋龍「うん、うん」
弥生「お父さんなんて、家ではいわれてはないのね」
橋龍「君冗談きついよ。それは、ない」
弥生「絶対に」
橋龍「うん、うん、絶対」

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