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狼彼氏!?

第9章 誤解

もう涙で視界がまともに見えなくなり…


私は、両手で顔を覆いながら砂浜にしゃがみこんだ。


『…っ…こぉ…くん』


やっぱり気付くんじゃなかった。


こんなに胸が苦しくなるくらいなら…


恋なんて…するんじゃなかった


でもこんなに苦しいのに…琥君が大好き


「あ~もう!なんでお前が泣くんだよ!」


『えっ?』


前を見るといつの間にか琥君が居た。


『ぅう…こ…こぉくんっ…ん』


目の前に琥君が…


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