
狼彼氏!?
第16章 離れゆく心
10分ほど電車に揺られ私たちが着いたのは、天ぷら蕎麦がおいしいと評判のお店だった
お蕎麦だ~早く食べたいな
あっつ~いの食べて体ホカホカにするの
もちろん頼むのは…
『私、天ぷらそばっ!』
「じゃ俺も…おじさん、天ぷら蕎麦2つ」
「あいよ~天ぷら蕎麦ね!ちょっと待ってろ~」
そうおじさんは、元気そうに答え天ぷら蕎麦を作り始めた
『ふふっ、天ぷら蕎麦…楽しみだね』
私は、1人テンションが上がってしまった
「お前ほんと笑った顔が可愛いな」
『ちょ…こんな所で…恥ずかしいよぉ』
周りに人が居るのに…“可愛い”なんて…恥ずかしい
でも嬉しい
