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狼彼氏!?

第3章 下校



今日は、授業もろくに聞かないで考え事ばかりしていた。


『はぁ…帰ろう』


授業を終えた生徒たちは、帰りの支度を始め教室の中は、ざわついていた。


しかしそんなざわついた教室を静かにさせたのは…


「鳩!」


そう、嶋津琥。


教室は、一瞬にして静まり帰った。


私は、とっさに近くに居た生徒の後ろに隠れた。


しかしそんな行為は、琥君には通じなかった。


琥君は、教室へ入り私の前に居る生徒に近づいた。


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