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狼彼氏!?

第3章 下校



すると琥君は、地面に腰をおろし…


「どっか痛くねーか?」


私の膝の砂をはらいながら聞いてきた。


『う、うん…大丈夫』


琥君は、怖かったり優しかったり…


良くわからない。


「ほら行くぞ」


琥君は、私の手を取ってまた歩きはじめる。


『こ…こう…くん』


手…手…繋いじゃってるよ




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