狼彼氏!?
第4章 惹かれる心
『よしっ…切れた』
私は、撮ったプリクラを切り終え辺りを見渡し琥君を探した。
『どこ行ったのかな?』
もしかして先に帰っちゃったのかな?
ポンポン
誰かが私の肩をたたいた。
琥君!?
私は、琥君だと思い振り返った
しかし…そこには、3人のチャラそうな男の人。
この制服は、西高の!?
「うわっ、可愛いじゃん!」
「ねー一人で何してんの?」
「俺らと遊ぼうぜ?あ!なんだったら友達も誘って」
一方的に男子生徒から声を掛けられる私。
ど、どうしよう。
「じゃ俺も行っていいよな?」
突然3人の後ろに現れた長身の男。
琥くんだ!