
seclet*High school
第9章 過去克服
ガラ
「…先生」
ニコっと笑顔を見せる
「雅!よかった」
来ないと思っていたのだろうか
私をみると安堵したような顔で
私を微笑む
「昨日はすいませんでした
急にかえってしまって」
「…雅、なんで季南ってよばないんだ?」
少し顔を曇らせた
「あ、ああ、季、南」
「昨日はもっと…自然だった」
うるさい
そんなこと言わないで
疑わないでよ
「…っ季南…」
抱きしめる
「みや「今日ね、男子に言い寄られてこわかったの」」
さえぎる。
先生はなにも言わないで
私はいま
貴方との時間をたいせつにしたい
疑われて本音をいったら
今日でこの関係は終わりなんでしょ?
