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seclet*High school

第4章 保健室




一瞬迷った。


だって途中取り乱すような
事があったら…、


先生に迷惑かける。




でも、先生は
なにかあった事は知っている。


ちら…っと先生の方を
見てみる



「ゆっくりでいいから。
…もし駄目そうだったから
途中でやめても良い。」



なんで、そんなに優しいのだろう。




そんな事いわれたら
話すしかないじゃん。



「ゆっくり…途中取り乱す
可能性もあるけど…
…私の話を、聞いてくれますか?」



「ああ。」


優しい、でも真剣な顔



この人なら
私はちゃんと話せる気がする。

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