向かいのお兄さん
第26章 幸せだったんだ
直也はあたしの頬から首を、何度も撫でながら
あたしは直也の服を掴んだり、直也の肩に手を掛けたりしながら…
ゆっくりと
ねっとりとした
濃厚なキスを味わった
「みさき…」
『直…也…んあっ///』
直也は何の前触れもなしに、あたしの胸を揉みはじめた
『はぁ…んっ…だめ///』
「照れんなよ…病院で男を誘惑したくせに」
『あれは直也がっ…ぁっあん///』
直也は空いた方の手で、あたしの靴を脱がし始めた
『…何してんの?///』
「脱がせてる」
『…それは知ってるから』
あたしが直也に尋ねている間に、直也はもう靴を脱がせてしまっていた