向かいのお兄さん
第6章 触りたいじゃん?
「しっかりペン握って」
直也は右手を胸から離すと、あたしの手を包み込むようにしてシャーペンを握らせた
その温かい手に包まれ、思わずドキッとする
「0≦θ≦2πだから、範囲は?」
『え…と…///』
あたしが自分でペンを握り直し、また勉強に取り掛かったのを見て
直也はもう一度、胸を揉みはじめた
『は…っふ…///』
「おい、感じてないで手を動かせよ」
直也が今、意地の悪そうな顔して笑っているのは容易に予想できた
「そこでaの取り得る値は?」
『3と…7ぁ…///』
「正解」
そう言ったかと思うと、直也は服の下へと手を進入させた
『ひあっ///』
軽くお腹周りを撫でられ、思わず肩をびくつかせる
そしてその手は、だんだん上へと移動した