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真夏の雨

第1章 真夏の雨

倒れていたのは
さっきの綺麗な男子だった…


見れば見るほど
イケメン…不謹慎かもしれないけど
なんて思いながら
彼を見ていた。


勢いよく起き上がり



周りを見渡し


彼は…「なんすか?はぁぁぁ…」と
あくびしながら
立ち上がり

野次馬をかき分けて
去っていった。



周囲は、狐に摘ままれたような
顔をしているのを
桜は、笑いながらオフィスに
戻った。

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