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真夏の雨

第2章 ありふれた週末

重いカーテンから朝日が射し込む

ラジオが流れ始めた


とんでもない寝相で朝を迎えた桜は
顔を洗いに洗面所に向かった



目の前にいる
疲れきったおばさんは…一体誰なのかしらね…ほうれいせんバリバリなんすけど~

水を鏡にかけて
タオルを取り出した
首にかけたまんま


キッチンへ

何年か前から桜は、裸足でいる時は
いつも爪先歩きである
なぜだろう…もう何年になるんだろ。

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