
性別なんて関係無い!?
第2章 ホントの気持ち
「何?」
爽やかだった。
俺には眩しすぎるくらいに…
「紹介してよ。」
俺は言う。
「OK!こいつは吉田英斗」
俺を指して鈴木が言う。
そして
「それから、こいつが郷賀一也」
郷賀一也?
聞いたことあるような
無いような…
そんな名前が頭の中をぐるぐる回る。
「ヨロシクな。
吉田くん!!」
「英斗でいいよ。」
「そう?
ぢゃぁ俺のコトはイッチー
って呼んで。」
そんな他愛もない会話が続いた。
ように周りは見えただろうけど
俺の心臓はヤバかった!
バクバクと今にも周りに聞こえそうな
くらいの大きさだった。
