放課後は図書室で
第12章 サボりの代償
翌日、学校には行ったけど、当番をサボった後ろめたさから、授業が終わると同時に学校を出た。
みんなに心配されるのも辛かったし、何より先輩に会うのが怖かった。
学校が見えなくなるくらいまで行くと、少し安心して本屋に寄りながらゆっくりと帰った。
それでも、帰宅ラッシュ前の電車はそれほど混んでいなくて、こういう時間に帰るのもいいかも、と早く帰ることに対しての自分への言い訳を考えていた。
今度は、街の図書館にでも行ってみようかな…。
そんな事を考えながら最寄の駅で電車を降りて、改札を出ようとしたその時…。
「成瀬さん!」
みんなに心配されるのも辛かったし、何より先輩に会うのが怖かった。
学校が見えなくなるくらいまで行くと、少し安心して本屋に寄りながらゆっくりと帰った。
それでも、帰宅ラッシュ前の電車はそれほど混んでいなくて、こういう時間に帰るのもいいかも、と早く帰ることに対しての自分への言い訳を考えていた。
今度は、街の図書館にでも行ってみようかな…。
そんな事を考えながら最寄の駅で電車を降りて、改札を出ようとしたその時…。
「成瀬さん!」