
放課後は図書室で
第17章 約束のデート
約束の最寄り駅には、15分も前に着いて。
それだけで浮かれているのがわかる。
にやけそうになる顔を何とか保ちながら改札前に行くと、今日もまた先に先輩が来ていた。
いつもと違う、私服の先輩はまた素敵に見えて…。
少し手前で立ち止まって、まだ私に気付いていない先輩を見つめると、心臓が高鳴った。
すると先輩は、まるで視線を感じたかの様に手元の携帯から顔を上げて私に気付くと、にっこり笑って近付いてきた。
「おはよう。…今日も可愛くしてきてくれてありがとう」
いつもの優しい声に、更にドキドキが激しくなる。
それだけで浮かれているのがわかる。
にやけそうになる顔を何とか保ちながら改札前に行くと、今日もまた先に先輩が来ていた。
いつもと違う、私服の先輩はまた素敵に見えて…。
少し手前で立ち止まって、まだ私に気付いていない先輩を見つめると、心臓が高鳴った。
すると先輩は、まるで視線を感じたかの様に手元の携帯から顔を上げて私に気付くと、にっこり笑って近付いてきた。
「おはよう。…今日も可愛くしてきてくれてありがとう」
いつもの優しい声に、更にドキドキが激しくなる。
