放課後は図書室で
第5章 閉館後の図書室
「すみません、遅くなっちゃって!」
窓の外が暗くなり始めた頃、斉藤先輩は図書室に駆け込んできた。
あの後、図書室はとても穏やかな時間が流れていた。
人もいなかったので、時間より少し前に閉館にして、私達は斉藤先輩が来るのを待っていた。
秋野先生は斉藤先輩の携帯を聞いていたけど、すでに部活に入っていた先輩には繋がらなくて。
たまたま先輩の部活の3年生のマネージャーが前に図書委員をやってたらしく、そのマネージャーを通じて至急で連絡してもらったらしい。
本当は誰かが伝言に行こうかと考えたけど、どこかでファン達に見つかりそうだったので止めた。
窓の外が暗くなり始めた頃、斉藤先輩は図書室に駆け込んできた。
あの後、図書室はとても穏やかな時間が流れていた。
人もいなかったので、時間より少し前に閉館にして、私達は斉藤先輩が来るのを待っていた。
秋野先生は斉藤先輩の携帯を聞いていたけど、すでに部活に入っていた先輩には繋がらなくて。
たまたま先輩の部活の3年生のマネージャーが前に図書委員をやってたらしく、そのマネージャーを通じて至急で連絡してもらったらしい。
本当は誰かが伝言に行こうかと考えたけど、どこかでファン達に見つかりそうだったので止めた。