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「奈緒ー今から勉強
教えてあげるけどぉ……」

と、綾。



「間違ったら罰ゲームなっ笑」


と、亮。




え？罰ゲーム？


もちろん、


「やだ」



「「拒否権はないよ♪
家庭教師、必要なんでしょ？」」



と、……痛い所をつかれてしまった。

確かにただで家庭教師なんて
なんてありがたいことだ……



でも罰ゲーム……


「まぁまぁ、罰ゲームと言っても
簡単な事だからさっ？♪」


「…わかったよう…」


俺は嫌々、承諾して
勉強を始めた。