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足跡

第6章 母の企み

最後の最後で好みの異性に
メッセージカードを渡し

その後
仲良くしたい異性の番号を紙に書いて

新カップルの誕生と言う流れになったが


結局
私には 書ける権利も誰かを選ぶ権利もなく


時は過ぎていった


彼女は例の気持ち悪い男からカードをもらっていたw
最後ぐらい邪魔しなくても 良いかと…
drinkを取りに行こうと
女性軍団の輪から抜け出したら

後ろから

《あの……
良かったら、
受け取ってもらえませんか?
連絡先です》


ビックリして振り替えると
さっきのスーツ姿の腰の低い男性だった


カードを手に取ると
彼は何度も何度も頭を下げ
その場を後にした


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