君の隣がいいよ…
第3章 なんだこいつ
「プリント問題多かったね…(; ̄O ̄)」
「たかしだからなーー…(; ̄O ̄)」
あたし達は、コーヒーを飲みながらベンチに座り話す。
「…麗雄はさ、怖いものってある?」
「ん?何だよ急に(笑)」
「良いからー。」
「うーん…おばけっ(泣)笑」
「いや、まじで。」
あたしがあまりにも真剣な顔だったのだろう。
すぐに笑顔を消した麗雄はいっとき考えてこう言った。
「…わかんねーけど……絶対、絶対に『今』を大切にしなきゃいけないと思う。当たり前が出来なくなったら俺は終わりだと思う。」