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部屋を出て行くは、
チンチン切って1人で泣くし…



「リッちゃん…部屋に戻ってこい。」



離れる必要なんてない。

俺が離れたくないし、リッちゃんを1人にはしたく無い。


そう思って見上げると、リッちゃんは真っ赤な顔して涙目で言う。



「…っはん……う、んでも…変に思われる。」



何だその顔！！
理性が吹っ飛びそうになる。

このまま…押し倒して組み敷いてしまおうか。
でも、この傷を見ると可哀想で出来ないし。


俺を思って切った根元の傷は、無言で愛を語ってくれてる。