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ルーレット「00」

第3章 片思い

オナニーなんてもってのほか!!


オレの寝返りでベッドの軋む音がすれば、一々起きてチェックをするし、寝る時は、どんなに寒くても布団の外に手を出してないと、直兄の尋問が凄まじい。


これだけストレスを与えられても、興奮するオレの股間には感服するし、これに免じて直兄にも諦めて欲しい。



「言いなよ、何で?!」



そう言いながらも、直兄はわざと手を動かすから、オレはピクピクと反応する。



「やめて…。」


「理由!!」

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