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ルーレット「00」

第2章 現在に至るまで

反転させられたオレは、浴槽の淵を掴んで、直兄に向かってお尻を突き出している格好をしている。


物凄く恥ずかしくて、お風呂の所為で顔が赤くなっているのかの区別さえ出来ない位に、耳や首まで真っ赤になる。


今まではボディソープの泡で剃っていたのに、今日は清涼感の強いシェービングジェルを塗られている。


股間はすうすうして…軽く痛みも感じる程。



「リッちゃん…マゾだよねぇ。痛くて勃っちゃった?」



ピクピクと動くそり勃った状態を、鼻で笑われると目に涙が溜まる程に羞恥心に襲われる。

そして、そんなオレに…直兄は口角を上げて言う。

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