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ルーレット「00」

第2章 現在に至るまで

年の離れた涼子姉ちゃんは、当時高校生で不慣れな英語で話しかけてくれて、徐々に会話も増えていった。


小学1年だったオレは、日本の小学校…インターナショナルスクールに転校した。

英語とフランス語、それと片言の日本語しか話せなかったから、やっぱり会話がスムーズに出来る学校が一番居心地がよかった。



オレが小3で、直兄が小4になったそんなある日。

ハサミを持った直兄に追いかけ回され、涼子姉ちゃんに助けられた事がある。



直兄にズボンとパンツを剥ぎ取られ、オレの逸物をチョン切ろうと…。


フルチンのオレを抱き上げて助けてくれた涼子姉ちゃんは、直兄のハサミを取り上げてくれて、事なきを終えた…が、大泣きして逃げ回ったオレよりも、直兄は酷く傷ついた様に泣き喚いた。

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