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ルーレット「00」

第7章 成就

「…何、泣き笑いしてるの?」



直兄は水絆創膏と消毒液を持って、ちょっと笑いながらオレの前に座った。



「…ほら、脚開いて俺に見せろ。」


「い…いいよ、自分でやるから。」



当たり前のように直兄は言ったけど…
その言葉に顔が一気に熱くなる。



「早く!」


「恥ずかしいから!」


「…いいから見せろ。」



両膝をパカっと開かれると、直兄はオレの股間をガン見していた。

毎日お風呂で見られているのに、改めて部屋で見られると、ものすごく恥ずかしくて、上手に息が出来なくなっていた。

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