
変態?思春期だからいいだろw?
第3章 愛は真心
汗で『透けてる…』
『えッ?なにが?』
『なんにも…』
ヤバッ…
無駄にムラムラしてきた
そそられる
神崎に触れたら脆く崩れていきそうなんだ…
ヤバいって
健全なる男子に白いワンピースは…
しかも透けてる…
『てか徹平すごい汗…』と言った神崎は俺のおでこの汗をタオルで拭き取ってくれた
無駄に距離が近い
てかシャンプーの匂い
甘く儚い匂い
神崎の顔を見ると
キスが出来そうな距離
『神崎…』
『どうしたの?』
『キスしていい?』
『だめ…?』
『うッ…』
『でも神崎からして』
『徹平意地悪ッ』
『俺は…』
―チュッ―
『これで満足?』
とニヤニヤする神崎
『満足満足…』
いきなりキスしてくるからかなり焦った
『徹平顔赤いし(笑)』
『う…うるさい…てか今日の神崎意地悪だな』
『こっちが本物かも♪』
『その生意気な口を塞いでやる…』
『へぇ?』
『 ・・・。』
そんなきょとんとした顔してんじゃねぇよ…
『あっ聞いて徹平!』
『ん?』
(あぁさっきの甘い時間はどっかいったし…)
『さっきね!涼也と保月映画見に行ったらしいよ』
『なんでそんな事知っ…』
『えっとねぇさっき涼也からメールきたのw』
おいおい涼也…
お前はK.Yかよ…
てか
『2人でいる時は他の男の名前出さないで?』
『えっ?うんわかった♪』
と無邪気に笑いやがって
