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エロゲーお嬢様の調教計画

第7章 漢の乙女(オトコノコ)

第7章
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 漢の乙女
 (オトコノコ)
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「あれ? 今日は会長と一緒じゃないんだね」

 何気ないクラスメートの言葉にカレンの顔が曇る。

「あ……その」

「なぁに、ケンカ?」

 くすくすと笑うおさげの女子。

「……そんなところ」

 緑の絨毯が敷かれた広い生徒会室でいくつもの書類をホッチキスや糊でとめる雑用をカレンはクラスメートに手伝ってもらっていた。

(最近は会長に甘えていたな)

 一人で作業をして改めてそう思う。カレンはトキリにいつも影ながら助けてもらっていた。遅々として進まぬ作業を見るに見かねて手伝ってくれるクラスメートの優しさが嬉しく切ない。

「大変だぞ!」

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