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叫べ

第3章 話





どれくらいたっただろうか…




雨は止み、また青い空が広がった。




霧も晴れて、日が当たる。




僕は傘をとじた。




「…ありがとう」




僕の手が止まる。




驚いて彼女を見た。




彼女は変わらず無表情だったけど…




声をかけてくれたことが




すごく嬉しかった。









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