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幼なじみ

第3章 過ち





「ひ、ァあっ…う…!」



 翔は、俺がイキそうになっていることに気付いたのか、焦らしたりすることなく激しく一気にしごいた。


俺は呆気なく果ててしまい、溜まっていた白濁の液体を勢いよく飛び散らせ、ずるりと床に崩れ落ちた。



「あ…翔、ごめん…!」



勢いよく飛び出したソレは、翔の手や顔にまで付着してしまっていた。


快楽の余韻に浸っている暇もなく、俺は慌てて起き上がり、翔の手や顔についてしまった液体を拭おうとティッシュを取り出した。


しかし翔は何を思ったのか、手に付着した液体をぺろっと舐め取ってしまった。



「真尋の、美味しいよ」



呆然と見つめる俺を見て、翔は妖しく微笑んだ。



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