私の初恋、
第12章 俺、嫉妬しちゃったかも。
里香はしばらくして満足げな顔して帰ってきた。
昼休みも終わり、掃除の時間に。
先に掃除場所にいた里香と瀬野。
里「自分が仕切る側なんだからそこはっきりした方がいいよ」
彩「………ぅん。でもあれは仕方ないっていうか……」
里「仕方ないで済むのなら、誰も彩香について来ないよ。」
良くわからないけど、揉めてる見たいだ。
しばらくして二人とも沈黙…
瀬野は自分の持ち場を終わらせて先に上に戻った。
残ったのは俺と里香。
里「……………。」
明るい里香がクラスからいなくなると、
それはそれで寂しいかもなぁ。
里香は掃いたゴミを集めていた。
俺は自分の場所を掃いたときに使ったチリトリを取りに行った。