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私の初恋、

第12章 俺、嫉妬しちゃったかも。

呼ばれた俺は振り返ると、

上目使いで、顔を赤らめた里香は、

里「ありがとうね//」

ニコっとした笑顔を向けた。

一瞬にして俺の顔は赤くなる。

翼「おっ、おう。/////」


俺の中で、ホッとしたような暖かい気持ちと、好きって気持ちが生まれ、

それに比例していくかのように、

ある感情を手に入れた。




この笑顔を、木崎はずっと見てたんだ。

知ってるよ。幼稚園からの木崎と里香の関係。

木崎が一生懸命、里香の帽子をさがしていたのも。

俺ずっと里香と一緒だもん。

幼稚園も小学校も今も。

そう思うと、






里香の笑顔を一人締めしたくなる。


里香を守ってあげたくなる。

木崎。お前が里香に振り向いてないなら、


俺、もらっちゃうから。

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