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赤ちゃんがほしい

第4章 この子ダレの子


あの日以来、みずきが店に現れることはなかった。

体験入店だけで来なくなることはよくあるから、誰もたいして気にもとめない。

まして、オレとみずきがセックスしたなんて思いもしないだろう。

オレは仕事をサボったことでこっぴどく怒られたけど、またいつもと同じように呼び込みをしている。

たいくつな毎日の始まりだ。

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