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楽しいプール

第19章 その日の夜

『美緒おはよ』

南がそう言った。

私もおはよと返した。

南の家はそう遠くはない。

歩いて10分くらい。

だけど南は南のパパと
車で来た。

たぶん私が荷物を
持ってるからだと思う。

南は意外と優しい。

意外は失礼か。

と私がニコニコしてたら

『何笑ってんの?早く乗って!』

と車に押し込まれた。

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