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楽しいプール

第37章 嫉妬



先生は少しの間黙り込み
ゆっくり口を開いた。

『俺、昨日美緒に電話したじゃん?…そのとき美緒のケータイから男の声が聞こえて…でも美緒なんも言ってくれないし、俺不安になっちゃってさ…。ははっ』

先生は苦笑いした。

「先生…」

『でも美緒が好きって言ってくれたから安心した。美緒…大好きだよ』

先生は私の頬に手を当て
額そっとキスをした。


『それで?』

「…え?」


先生はにやっと笑い
私をみた。

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