楽しいプール
第41章 夜の屋上
天体観測と言われたが
ほとんど自由に出来た。
屋上はかなり広く
皆色々と遊んでいる。
「てか広すぎでしょ!」
『やばいよねッ!』
二人で屋上の広さに感動していた。
『会沢さん』
名前を呼ばれ
ふと振り返る。
振り返った先にはニコニコとした先生がいた。
「あ、先生ッ」
『横瀬さん…美緒ちゃん借りていい?』
先生は南に手を合わせ
お願いした。
『どーぞどーぞ』
南は私を先生の前に
押した。
『わあ!ありがと』
そして
先生は私の手をギュッと
掴みどんどん歩いて行く。
私は小走りで
着いていった。