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生徒会長に恋をしました

第13章 あいさつ

「それは十分わかっています。でも僕は杏さんとお腹の子供を幸せにしたいんです」


和馬先輩は床に頭をつけ土下座をする


「和馬君、君は大学生でこれからいっぱい勉強して就職をしないといけない。大学はどうするんだ?」


「はい。大学は止めて仕事をします」


お父さんは怖い顔で話を聞いている


「杏と母さん少し席を外してくれ」


私とお母さんは私の部屋に行った


「お母さんごめんなさい…」


「謝ることじゃないわよ。おめでたなんだから」


お母さんは優しく私のお腹を擦る


「お母さんありがと…」


私はお母さんに抱きついた


バタン


玄関のドアが閉まる音がして私はリビングにもどった

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