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～留架SIDE～
「ちょっ、境!?　何やって…!!」

(首に吸い付くって、まさか…!!)

境の顔が首から離れる。

「留架…好きだ…だから、留架は渡さない。って、キスマーク(しるし)付けた。」

「なっ!?」

(っ!!　こんなの…亮に見られたら…!!)

嫌われるんじゃないか…

俺の頭の中に嫌な考えが浮かんだ。

(亮に嫌われたら…俺は…)

そう考えると、目から涙が溢れ出る。

…しかし、そんな事をゆっくり考えてる場合じゃなかった。

境がまた、俺を愛撫し始めたのだ。

「あっ!!」

急に胸を舐められて、声が大きくなってしまう。

境は片手で胸の突起をいじり、もう一方の手で、再び俺のモノをいじりだした。

「っ境…いや…だ…っ」

「いやがってる割には、こっちはスゴいことになってるね？」

そう言って、ズボンの中に手を突っ込み、俺のモノを直接握ってきた。

「留架のここ…スゴい熱いね…。　こんなに先走りたらして…」

「っう…あ…はっ…」

「もう少しいじったら、イっちゃうんじゃない？」

確かに、もう限界だった。

嫌なのに、体は素直に反応してしまっている。
このままいじられたら、本当にイってしまいそうだ。

そんな俺の心境を見透かしたように、境は手を動かす速度を上げてきた。

「あっ…んっ…境っ…や…めっ…」

たちまち、射精感が込み上げてくる。

「っ境…もっ…」

「イけよ」

そう言い、俺のモノを強く握ってきた。