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恋ばか

第9章 ~婚約~

「痛っ…!! ちょっ、亮…痛い…っ」

「あっ、ごめん。 力入れすぎた。 ここは?」

「ん…気持ちいい…」

「でしょ? 腰痛なんて、すぐに無くなるよ。」

昨夜は本当に大変な目にあった。

昨日言ってた事は本当に実行され、俺は二日連続で腰を痛める羽目になった。
行為の最後の方の記憶はほとんどなく、覚えているのは泣きながらベッドのシーツにしがみつき、ただただ声を喘げているものだけだ。

…なんとも恥ずかしいものである…

今は腰痛が凄まじいので、亮にマッサージしてもらっている。

「昨日はやりすぎた…ごめん…」

「…昨日の朝も、同じ事言ってた。」

さすがにやりすぎだと思っていた俺は、朝から少々機嫌が悪かった。

「はは…確かに…」

「………」

今日はこの後、境達に会う予定だ。
あと、10分程でつくと思うが…

「…次、あんなのだったら、当分禁止な?」

「え!? なんだよそれ!!」

亮は驚いて声を上げる。

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