
さくらさく
第3章 2
「今日は早かったね」
「さくら、すごかった。」
「いつもより感度がよかったかなー?」
エッチの後の何気ない話、
私はこの時間が好き。
「あっ。今日ね!奈々ちゃんと買い物したんだけど…!!」
そういって買ったものを渡した。
「なにこれ…」
「かわいいっしょ♪」
祐樹に渡したのはイルカのストラップ。
「私のはピンクのイルカでね?ココ、くっつけると…」
「キスした。」
「そうなのです!!…嬉しくない?」
あんまり喜んでくれてないかな…?
おそろいはダメか!?
「…何言ってんの。さくら」
「え?」
「すっげー嬉しい!!」
「ほんと!?よかったぁ…引かれたかと思った…」
「マジ嬉しい!!ありがとな。大切にする」
祐樹はそういって私の頭を撫でた。
