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恋心

第19章 woman

仕事へ向かう
足取りは、重く
春風は、ピンクの花びらを舞うように
あたしの身体を通りすぎた


ガソリンスタンドの仕事は
果てしなく待つ

ゆう作業


やけに話し掛けてくる
社員さん
右から左へ抜ける言葉

あたしは
夜が待ち遠しい

ただ…夢の中の
あの人…勇太郎に会いたい…
それだけ。

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